Made by American Apparel in downtown LA, Disigned by Psilocybe in Shiga ;)

どうでもいい仕事はさくさくと進むのが世の常でして、またしてもどうでもいいエントリーです。シロシベTシャツが届きました。

今回プリントをお願いしたのは静岡のSilkmasterさん。依頼すると数日後にオーダーキットというのが送られてきます。Tシャツのサイズ見本やプリントの色見本、デザインデータを入れるためのCDが入っています。

で、色やサイズを確認してデータを入れて注文書にいろいろ書いて返送します。4月23日に返送して今日納品なので、2週間ちょっと。ゴールデンウィークをはさんでなかったらもっと早いのかもしれません。Tシャツのメーカーもいろいろ選べるのですが、選ぶのはもちろん「American Apparel」です。というか、American Apparelを扱っているからSilkmasterを選んだ、という順番です。

無地のTシャツなんてどこのでも大差ないわけですが、なぜアメアパかというと、たとえばこんな記事、

最近のアメリカ製造業の殆どは海外へのアウトソーシングで成り立っている(日本も同様でしょう)。衣料の97%は外国製で、アメリカ製だと思って買ったものでもタグを見ると「Made in China」というのが常である今日、Made in Downtown LA というのを引っさげて登場したのがアメリカンアパレル。

ロスアンジェルス製品というだけではなく、ロスのダウンタウンに工場からカスタマーサービス、デザイン事務所、写真撮影まで一つ屋根の下で賄われているという、米国内では珍しい体制の会社である。

この会社がアピールしているのは「スウェットショップ」を廃止しよう、ということ。スウェットショップとは、アメリカ国外にある「低賃金、暴力や言葉による虐待、過酷な懲罰、エアコンなし、飲料水も足りない」といった劣悪な労働環境にある衣料工場という意味。そういった搾取される工場をなくしていこうという理念の元に会社が運営されているのだ。ちなみに、従業員には最低賃金の約2倍の時給$12.50を提示している。

無料マッサージや無料英会話教室、ランチ代の補助などの福利厚生も厚く、従業員に良い待遇をしないで良い物は作れない、という。

品質や価格も大事ですが、いまどきもっと大切にされるのは、背後にある哲学であり理念です。

というわけで、じゃん。

非売品です。これからシロシベに大きなお仕事を発注してくださったお客様に差し上げます。「欲しい!」と言われた場合に限ります。

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