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シンポジウム3「職場のメンタルヘルス:個人と組織の活性化に向けて」

労働力人口が減少している現在,企業や社会では多様な労働力の活用とともに, 労働力の質の向上が求められている。職場のメンタルヘルスにおいても,医療・福祉・福利厚生としての視点だけでなく, 健康度の高い労働者による生産性の高い職場づくりを目的とした視点も,併せて求められるようになっている。

本シンポジウムでは,職場のメンタルヘルスにおける最近の動向を踏まえ,個人および組織の活性化とその対策について議論することを目的としている。 話題提供では,島津が,個人と組織の活性化に向けたさまざまな対策の概要を紹介するとともに, 近年提唱された「仕事と個人との肯定的な関わり」を意味するワーク・エンゲイジメントについても言及する。 次に,金井先生にはキャリア発達とワーク・ライフ・バランスの視点から,ワーク・ライフ・バランスのあり方がどのように個人のキャリア発達に寄与するかについてお話いただく。 最後に,真船先生には,職場環境の改善を通じた組織の活性化について,各種ツール類や具体的事例をご紹介いただきながらお話いただく。

これらの話題提供をふまえ,個人と組織の活性化に向けて,こころの健康に関わる専門家がどのような役割を果たすことができるか議論したい。

島津 明人



シンポジスト: 司会・シンポジスト:
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