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自主シンポジウム1「心理的応急処置(Psychological First Aid)について考えよう」
- 日時:大会1日目(11月14日土曜日) 10:30-12:30
- 場所:B会場 101教室
心理的危機状態に介入するにはさまざまなアプローチがある中でMCRTとして主に活動するのは初期対応としての 「Psychological First Aid」です。今回のシンポジウムでは、各自の経験から身近で何か起った時に すぐに役立つものは何かまたその課題点を考え、話し合いたいと思います。
奥田先生からは組織の内部で事件に対応した経験とその問題点、 多賀谷先生からは外部からの支援として支援構造やコーディネーター、 また学校特有の問題などについて支援者としての立場からお話をいただきます。 稲本先生からは支援を必要としながらも困難な状況に置かれたまま取り残され、 いわゆる“暗数”となっている要支援者の現状報告と必要な支援につなげる可能性についてお話いただき、 池田先生からは災害支援に協力する民間の協力団体のネットワーク化を図り、 団体間の災害支援活動をコーディネートする社会福祉協議会の視点から連携についてお話いただきます。
シンポジスト:
- 奥田 良子(中央大学)「学内事件の対応の経験から」
- 多賀谷 篤子(東京都教育相談センターアドバイザリースタッフ)「学校の事件・事故後の緊急支援に際して」
- 稲本 絵里(白梅学園大学)「被害の“暗数”の壁を乗り越える」
- 池田 敏夫(社会福祉法人 東京都社会福祉協議会)「社協の災害ボランティア活動とMCRTとの協働をめざして」
- 重村 朋子(日本医大)