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シンポジウム1「ひきこもる若者たちへの支援をめぐって」

わが国における精神衛生上の課題として、早急に改善のための方策が求められているのが、 中・高年層に続発する「自殺」と若年層に増加しつつある「ひきこもり」であると考えられます。 「ひきこもり」といっても、それは単なる状態像を示す言葉でしかありません。 その背景や要因としてはさまざまなものが考えられています。 「ひきこもり」中で、重篤な精神疾患によるものではないものを 「社会的ひきこもり」と呼ぶことが少なくありませんが、東京都が実施した実態調査からは、 「社会的ひきこもり」という抽象的な表現よりも、むしろ「心理的ひきこもり」と呼ぶ方が適切と 思われる「ひきこもり」が多数存在することが明らかになっています。ここでは、 「ひきこもり」を呈する若者たちの支援をしている人たちによる、支援の具体策の報告を受けながら、 その課題とともに「ひきこもり」をこれ以上生まないための方策について意見交換をしてみたいと思います。

シンポジスト: 司会・シンポジスト:
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