スカンジナビカ

ずいぶんと久しぶりの更新になってしまいました。最近シロシベは仕事がめっきり減ってるんじゃないか、という噂をチラホラ聞いたりしますが、そんなことはなくて大忙しの引っ張りだこ、もう本当に勘弁して、という状態です。お世話になっております。ありがとうございます。

さて、これはシロシベとして受託した仕事ではありませんが、会社の名前が初めて国際誌に載ったものなのでご紹介です。自分の名前が出版物に載ることは、嬉し恥ずかし微妙な気持ちになるものですが、シロシベの名前が載る、というのは、もっとこう、なんというか、嬉しいですね。もっとふざけた名前にしとけばよかった、とやや後悔しています。

今年の6月、ワールドカップの日本デンマーク戦でどいつもこいつも浮かれてる頃に、デンマーク人のダンディな編集長からありがたいコメントをいただいたり、7月にはソロモン先生やレメショウ先生にありがたいコメントをいただいたり、いろいろありました。せっかくなのでまとめておくと、

2009年6月15日 某雑誌に投稿。
2009年9月29日 残念ながらリジェクト。
2009年12月16日 Acta Psychiatrica Scandinavica に投稿。
2010年2月16日 最初の査読結果が返ってくる。
2010年3月31日 修正して再投稿。
2010年6月24日 2回目の査読結果が返ってくる。
2010年8月2日 修正して再投稿。
2010年9月2日 3回目の査読結果が返ってくる。
2010年9月9日 修正して再投稿。
2010年10月11日 受理
2010年11月10日 パブリッシュ

というか、プロジェクト自体は2002年から始まっていて、プログラムのスタートは2003年の5月。その頃、僕は大学4年生、本当に右も左も分からない状態でオープニングスタッフの研修に混ぜていただいたのが最初の関わりです。それ以後ずっとこのプロジェクトにいろんな形で関わらせていただき、ここで学ばせてもらったことの質と量は筆舌に尽くしがたく、誰にどのように感謝すればいいか分かりません。

研究事業自体はもう終わっているものですが、この研究成果の社会への還元はこれからです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

Ito, J., I. Oshima, M. Nishio, T. Sono, Y. Suzuki, K. Horiuchi, N. Niekawa, M. Ogawa, Y. Setoya, F. Hisanaga, M. Kouda, and K. Tsukada. (2010). The effect of Assertive Community Treatment in Japan. Acta Psychiatr Scand. doi: 10.1111/j.1600-0447.2010.01636.x. (PubMed) (Wiley)

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