リハビリテーション研究

夜になったらどうすんですか?
夜になったら寝るんです。

というわけで今日も深夜営業のシロシベです。

リハビリテーション研究」という雑誌の特集に寄稿させていただきました。いわゆる依頼原稿と呼ばれるものです。意外と義理堅いというか、断るスキル不足というか、いやいや、依頼していただけることは大変ありがたいことであります。いや本当に。ありがとうございます。大変勉強になりました。

こんな表紙の雑誌です。本屋さんやamazonでは売ってません。このページに買い方が書いてありますので、欲しい方はお買い求めいただくとよいのではないのでしょうか。

目次を見てみると、

  • プログラム評価とは何かーリハビリテーション領域における展開可能性(福井里江)
  • 包括型地域生活支援プログラム(ACT)(園環樹)
  • 統合失調症の家族心理教育(贄川信幸)
  • 既存の社会福祉事業を検証し効果的なプログラムに再構築する試み(小佐々典靖ほか)
  • 高等教育の場の環境改善におけるプログラム評価手法の応用への可能性(山崎晋)
  • 科学的な実践家参加型プログラム評価の必要性と実践的評価者・評価研究者育成の課題(大島巌ほか)

和気あいあい。で、「株式会社シロシベ」です。名前にフリガナまでつけていただいてありがとうございます。

せっかくなので一部引用転載させていただくと、

ここまで、ACTのプログラム評価の40年近い歴史の中で、精神保健福祉サービスに特に大きな影響を与えたと思われる論文をいくつか紹介してきたが、これらはACTのプログラム評価の氷山の一角である。このような学術論文だけでなく、利用者や実践家、その他多くの利害関係者へ向けた報告書や報告書にならない自己評価など、これらの文献の背後には膨大な量のプログラム評価の実践があり、それら1つ1つが現在のACTを形作り、精神保健福祉サービスに影響を与えてきた。また、ACTを取り巻く社会的状況や政治情勢は国や地域によって異なり、さらに同じ地域の中でも常に変化する。ACTに関するプログラム評価は、現在も世界の各地で進行形で行われており、より質の高いサービスや、より合理的な社会的リソースの配分が目指されている。

いけしゃあしゃあと、あたかもこの目で見てきたかのような書きっぷり。ご立派。

園環樹.(2010). 精神保健福祉サービスに新しいインパクトをもたらしたプログラム評価(1)-包括型地域生活支援プログラム(ACT)-. リハビリテーション研究145. 8-13.

+

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *