October 25th, 2011


これもシロシベ以前に書いてたものですが、やっと出ました。
2009年8月に、Psychiatric Services に投稿&リジェクト、
2009年12月に、Social Psychiatry and Psychiatric Epidemiology に投稿、
2010年10月に、混み合っているので査読に回せない、とリジェクト、
2010年10月に、Community Mental Health Journal に投稿、
2011年の1月、5月、7月に3回の修正で、10月に受理&オンラインで出版。
論文とは関係ない話ですけど、この雑誌、「Community Mental Health Journal」といいます。「Community」って、ラテン語の commūnis が語源らしいのですが、同じ語源から派生した言葉が、「コミュニケーション(communication)」「共同体(community)」「宗派(communion)」「共産主義(communism)」「共通の(common)」などなど、とてもホットで悩ましい言葉たちなんですね。詳しいことはブログを読んでいただくとして、投稿した時には「地域」という意味しか見えてなかった「Community」、実はとても重要な言葉で、このタイミングでこの雑誌に論文が載るということ、不思議な因縁を感じます。
Sono, T., Oshima, I., Ito, J., Nishio, M., Suzuki, Y., Horiuchi, K., et al. (2011). Family Support in Assertive Community Treatment: An Analysis of Client Outcomes. Community Ment Health J. (PubMed, Springer)
June 27th, 2011


医療経済研究機構の中島民恵子氏が主任研究者をつとめるプロジェクトで、タイトルは「認知症ケアの国際比較に関する研究」。諸外国の認知症ケアをめぐる理念・課題・政策動向について情報収集し比較するという研究です。報告書は今は関係者のみの配布。ですが、残部があるそうなので必要な方には医療経済研究機構から送っていただけるそうです。郵送費は請求者負担です。
2010年度、いろんな意味で、シロシベにとって一番大きい仕事だったと思います。現地調査もあってイギリスやデンマークの視察にも同行させていただきました。国内での有識者ヒアリングも色んな先生にお話を伺うことができ、とても貴重な体験でした。それぞれの国に、いろんな医療福祉制度があるわけですが、そのそれぞれにそれぞれの歴史があって、制度は年々アップデートされ、それだけでも多言語の国際比較は大変な仕事で、その上、条文が読み込めたことろでケアの現場の様子は分かるものでもなく、本当にチャレンジングな壮大な研究です。
今年度も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
June 16th, 2011

先日の「災害・紛争等緊急時における精神保健・心理社会的支援に関するIASCガイドライン」の短縮版です。
冊子のPDFは、
http://www.who.int/mental_health/emergencies/en/
のページ下部「Japanese」からダウンロードできます。
PDFファイルそのものは、
http://www.who.int/entity/mental–✄–Japanese.pdf
です。
ちょっと引用しておくと、
本書は IASC(機関間常設委員会)のグローバル・ヘルス・クラスターとの協議の上、災害・紛争等緊急時における精神保健・心理社会的支援に関する IASC 準拠委員会によって作成された。本書の制作に当たって世界保健機関(WHO)精神保健・薬物乱用部が(イタリア政府の出資によって)スタッフの時間を提供したことに謝意を述べる。
日本語翻訳版は、IASCの許可のもと、鈴木友理子、堤敦朗、金吉晴(独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)、井筒節(国連) および園環樹(株式会社シロシベ)によってなされた。日本語翻訳版に関する問い合わせは、以下アドレス、cocorocare@gmail.com まで連絡されたい。
シロシベ、実はそんなに大した仕事はしていませんが。。。
June 13th, 2011


最近出た「精神医学」53巻6号の「包括的地域生活支援プログラム(ACT)のプログラム要素に対する利用者認知尺度の信頼性と妥当性の検討」です。調査はシロシベができる前の話なので、シロシベとしては何もお手伝いしてませんが、シロシベの名前が載っているのでご紹介。
書かれた贄川(にえかわ)さんの「贄」って生贄(いけにえ)の「贄」なんです。かっこいい名前ですね。どうでもいいことですね。
贄川信幸, 大島巌, 園環樹, 小川雅代, 深澤舞子, 伊藤順一郎 (2011). 包括的地域生活支援プログラム(ACT)のプログラム要素に対する利用者認知尺度の信頼性と妥当性の検討. 精神医学, 53(6), 523-533. (医学書院のページ)
医学書院のこのページからPDFが1000円で買えるそうです。へえ。紙の出版が先でPDFの閲覧は9月以降だそうです。へえ。