立命館大学経営学部でゲスト講師―お寺と会社について

立命館大学経営学部の授業でゲスト講師をしませんか、というお誘いがあった。内容的には、会社のことでも、精神保健の話でも、非営利ということで宗教法人の話でもOKです、と。一応、肩書き的には経営者だけど、人を雇ってるわけでもないし、財務諸表を読むこともできないし、経営者らしいこと何もしてないし、経営の勉強をしたこともないし、経営学部の学生さんの役に立つような話はできないだろうなぁとは思いつつ、なかなかない機会だしおもしろそうなので気軽に引き受けてしまった。

5月に打ち合わせに行った立命館大学OIC(大阪茨木キャンパス)は、今年の4月にオープンしたてのピカピカのキャンパスで、「講義はこの部屋です」と案内された部屋は200~300人入りそうな大きな部屋で、なんだか思ってたのと違う…、あまり気軽じゃない…、と思うけど、部屋を見てビビって「やっぱやめます」とも言えず、ま、いい機会だ勉強しようと観念した。

でも、何を話すといいのかよく分からない。Wikipediaを見てみると、

経営学(けいえいがく、business administration、business management)とは、広義には組織の運営について研究する学問である。対象は企業や組織とする場合が多いが、その二つを限定せず、あらゆる組織体(自治体・NPOなど)が経営学の対象となりうる。狭義には、組織体の効率的・効果的な運営のための長期的視野に立った理論の構築を目的とする学問と捉えられ、その際は会計学やマーケティングなどの分野は除外される。

さっぱり分からない。組織の運営どころか組織の一員であることさえ苦手だし、長期的な視野に立った理論どころか今日をどう過ごすべきかいつも迷ってる。

宗教法人の話とシロシベの話、お金に焦点を当てて話すといいのかな、僕にとってもそれなりに切実なテーマだ、ということにして、↓こういうスライドを用意していった(今、デフォルトが16:9なんですね、PPTもプロジェクターもスクリーンも)。

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口からでまかせで適当なことを色々話してしまったような気がするけど、まぁ、僕もすでに忘れてるし、学生さんもすぐに忘れてくれるだろう。

 

MentiMeter_logoで、Mentimeter が良かった。詳しいことはリンク先を見ていただくとして、要は、オーディエンスがスマホから投票してその結果をブラウザでリアルタイムに見れる、というもので、投票の他にもテキストを入れることもできるので、それを使って質問を募ってみた(スライドの最後のページ)。

さすがデジタルネイティブ世代、みんなスマホ持ってて、すぐに理解してくれて、たくさん質問してくれた。
すると↓こんな感じで質問がスクリーンに写って楽しい感じだった。

 

「佃煮と納豆、どちら派ですか?」
どちらかと言えば、佃煮。かなぁ…。