実践家参加型形成評価プロジェクト説明会のご案内

障害者就労移行支援をより効果的に!
~実践家参画による効果モデル形成プロジェクトへのお誘い~

「障害者就労移行支援」がもっと効果的になるよう、実践現場の創意工夫を反映してみませんか?

 障害者就労移行支援事業は、「働きたい」と願う障害をもつ方々が職業を通じて自分らしい生活を営むという「希望」を実現するための取り組みとして、全国で実施されてきました。実践現場には多くの熱い思いを持った方々が存在します。しかし、障害者自立支援法施行から5年が経過しても、この事業の成果が充分に上がっているとはいえない状況が続いています。その背景には、効果的な実践モデルがいまだに形成されておらず、効果的な取り組みについての共通認識が関係者の間に共有されていないことがあると考えています。

 私たちは、世界的に発展して来たプログラム評価の理論と方法論を用いて、この取り組みを科学的根拠に基づく、効果的なプログラムモデルに構築するためのアプローチ法を開発して来ました。また、その方法を障害者就労移行支援事業に適用し、障害者就労移行支援事業所の皆さまと構築したプログラムモデルの有効性を検証して来ました。

 このプログラムモデルをさらに効果的なモデルに発展させ、全国で実施・普及を進めていくためには、障害者就労移行支援事業に関わる全国の実践家の皆様の参画を得て、皆様の創意・工夫を反映して行くことが不可欠と考えています。障害者就労移行支援に関わるさまざまな立場の皆様にご参画ご協力頂き、「実践現場発」によって、より効果的な就労移行支援プログラムを形成・発展する活動を共に進めてみませんか。

 上記のとおり、障害者就労移行支援プログラムの実践家参加型形成評価プロジェクト説明会を開催します。このテーマにご関心をお持ちの多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

文部科学省・科学研究費補助金 基盤研究(A)
実践家参画型効果的プログラムモデル形成評価研究班
 代表 大島巌(日本社会事業大学教授)
効果のあがる就労移行支援プログラムのあり方研究班
 分担研究責任者 植村英晴(日本社会事業大学教授)



日時:2012年7月15日 日曜日 10:30 ~16:30

場所:日本社会事業大学 文京キャンパス 401教室

東京都文京区小石川 5-10-12 (Google Map)

参加費:無料

内容:

10:30~12:30 実践家参画型形成評価プロジェクトの趣旨・概要の説明、質疑応答
12:30~13:30昼食
13:30~14:25効果的プログラムモデル実施マニュアルの説明とグループ検討
14:30~15:50効果モデル形成のための評価ツールの説明とグループ検討
16:00~16:30全体討議、今後の共同プロジェクトの進行について

実践家参画型形成評価プロジェクトにご参加いただく3つの方法

  1. 実践家参画型形成評価サイト(PPCaFE)やメーリングリストへの参加による意見交換
  2. 効果的プログラムモデル形成評価試行プロジェクト(2013.1 より 1 年の予定)への参加
  3. 効果的プログラムモデル実施マニュアル・実践家参画型評価ツール作成ワーキンググループへの参加
※いずれか1つ、あるいは2つ、またはすべての活動にご参加いただけます。

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「実践家参画による効果モデル形成プロジェクトへのお誘い」パンフレット

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お問い合わせ先

日本社会事業大学・効果のあがる就労移行支援プログラムのあり方研究会
〒204-8555 東京都清瀬市竹丘3-1-30 日本社会事業大学・大島研究室
e-mail: oshima2.jcsw@gmail.com, Fax: 042-496-3126